政治学科 烏谷 昌幸
MESSAGE
本研究会は、メディア社会学、政治コミュニケーション論、ジャーナリズム論に関連するテーマを広く取り扱います。
テーマを絞って共同研究を進めていく方式でゼミを運営する年度もありますが、2023年度は、政治コミュニケーション研究、メディア社会学のテーマを広く取り上げるゼミにしたいと思っています。
わたしが現在もっとも関心を寄せているのは政治シンボル論なので、本ゼミでは「シンボル論」に関する文献を中心に取り上げていくことになると思いますが、メディアやジャーナリズムに関する他の重要なテーマもできる限り取り上げたいと思っています。また各自の個人研究に関しては、メディア・コミュニケーションに関わる内容から自由にテーマを選んでもらいたいと思っています。
さて、2015年度からスタートした本研究会は、このメッセージを読んでいる皆さんの中から第7期生をお迎えすることになります。メディアやコミュニケーションという言葉に魅かれる人、社会学や政治学におけるメディア論の内容に興味を持った人、ジャーナリズムに憧れる人、広い意味での人間学的教養を身につけることに関心があり、この研究会のキーワードが多少気になったという人、色々な人がいていいと思います。どんな動機であっても構いませんが、何よりも、有意義な時間をゼミで過ごしたいと思う人の参加を心待ちにしています。
PROFESSOR & MEMBER
名前 | 烏谷 昌幸(からすだに まさゆき) |
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職位 | 教授 |
略歴 | 学部:慶應義塾大学法学部法律学科(1997年卒業) 大学院:慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程(2003年単位取得退学) |
専攻領域 | ジャーナリズム論、政治社会学 |
担当学科目 | メディア社会論、政治学、研究会 |
所属学会・団体 | 日本マス・コミュニケーション学会、日本法政学会、三田社会学会 |
研究業績ほか詳細 | http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/116/0011503/profile.html |
4年生18人 3年生21人
LINKS
入ゼミ案内
入ゼミ選考について(烏谷昌幸研究会)
※2月6日更新
2次募集のお知らせ
法学部政治学科烏谷昌幸研究会では、入ゼミ試験の2次募集を行います。既に1次募集で19名が合格者として確定しておりますが、2次募集でさらに若干名(2〜4名程度)を募集します。希望者は、以下の課題をご提出ください。
【課題】下の文献の中で立花隆が「マクロ芸術」と呼んでいるものの具体例として相応しい作品を取り上げて、その作品を自由に論評してください。また立花の「マクロ芸術」についての考え方についても論評を加えてください。
立花隆『アメリカ ジャーナリズム報告』文春文庫、1984年。
・字数 4000字程度
・学部、学科、学籍番号、氏名、レポートのタイトルを明記すること。特に学籍番号は受験に際して重要なので忘れずに記載してください。
・提出期限 2月27日(月)
【提出先】
karasocio@gmail.com (担当教員:烏谷昌幸)
amanojudai1201@keio.jp (入ゼミ担当:天野樹太)
*レポートは必ず担当教員と入ゼミ担当の両方に送ること。
【注意点】
・1次募集に続いて2度目の応募をする方は、2回続けて不合格となる可能性も十分にあることをご承知の上でご応募ください。
・2度目の応募者には希望があれば、レポートの書き方について事前に助言します。また、1次募集の審査内容から2度目の応募でも合格の確率が低いと思われる場合にも、その点事前にお知らせするので事前確認が必要であればお知らせください。
・助言や事前確認についてのリクエストは、2月12日までで締め切らせて頂きます。
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※11月9日改訂
1 ゼミの概要
・研究領域:政治コミュニケーション論、メディア社会学、ジャーナリズム論
2022年度の烏谷ゼミでは、パラリンピック、宗教、マーケティングなど様々なテーマとメディアの関係性についての研究を実施しました。上のようなテーマに興味のある人はもちろんのこと、メディアを通じた社会変革の試みに広く関心を持つ人のご参加をお待ちしております。
2 入ゼミ課題
以下のA、B、Cの課題をいずれか一つ選んでレポートを作成すること。
A メディア・イベントとは何か。関連する文献を読んだ上で、具体的な事例に沿って論じなさい。レポートを執筆する上で、必ず「象徴人類学」の考え方を参照し、本文中で言及すること。
B 2021年1月6日に起きた米議会議事堂襲撃事件に注目し、この事件の歴史的意味を読み解くためのテーマを自由に設定して論じなさい。レポート執筆にあたっては、テーマに関連する政治学、社会学、その他人文、社会科学の学術書を必ず参考にすること。
C 以下の文献リストの中からいずれか1冊選び、文献の内容からテーマを抽出して自由に論じること。
東浩紀(2019)『テーマパーク化する地球』ゲンロン叢書
五十嵐泰正(2018)『原発事故と「食」』中公新書
嶋浩一郎、松井剛(2017)『欲望する「ことば」』集英社新書
朴裕河(2014)『帝国の慰安婦』朝日新聞出版
福間良明(2022)『司馬遼太郎の時代』中公新書
堀江宗正(2019)『ポップ・スピリチュアリティ』岩波書店
與那覇潤(2022)『過剰可視化社会』PHP新書
C・リンドホルム(2021)『カリスマ』森下伸也訳、ちくま学芸文庫
【字数】 6000字程度
【提出締切】2023年1月25日(23:59分まで)
【提出先】
karasocio@gmail.com (担当教員:烏谷昌幸)
amanojudai1201@keio.jp (入ゼミ担当:天野樹太)
*レポートは必ず担当教員と入ゼミ担当の両方に送ること。
【添付項目】
・レポートには表紙をつけ、必ず学部、学科、学籍番号、氏名を明記すること。
・レポートと一緒に「自己紹介」も添えること。所属する部活、サークル、アルバイトなどについての情報を記入すること。自己紹介はA41枚以内に収めること。
【注意事項】
・レポートにはタイトル、小見出しをつけ、適切な改行を加えること。
・入ゼミ説明会において現役のゼミ生がレポート課題について解説する機会がある。重要な文献についての情報も提供されるので参考意見として活用してほしい(ゼミ生のアドバイスはあくまでも参考意見であり、絶対的なものではない。最終的には自分の判断で文献を選ぶこと)。
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