法律学科 小池信太郎(刑法)
MESSAGE
教授より:
司法試験合格という目標を見据えつつも、そのための最低限では満足せずに、刑法に関する理解を深めたい、文献の丁寧な読み込みや他のゼミ員・教員との議論のプロセスを楽しみたい、という学生の皆さんに、充実した学びの場を提供したいと考えています。
法曹コースによる法科大学院進学希望者を積極的に受け入れています(もちろん、そうでない人も大歓迎です)。
学生より:
刑法は他の法律科目に比べ体系が理解しやすいと思われるものの、各分野に踏み込むとその理解は自分が考えていた以上に浅いことい気付かされる科目であると感じます。そして、その理解を深めるためには、ゼミ員各自が指定文献から気づきや疑問を発見し、それを互いに共有することが必要となります…と、言うととても堅く感じますが。自分では気づけなかった理解の浅い部分を他のゼミ員に呈示された時の言葉にできない感覚、なんとか理解しようとゼミ員同士で議論を重ねる充実感で文字に起こせない満足感を得ることができます。そして小池先生は大らかな人柄でどんな些細な質問にも丁寧に向き合ってくださるので、学術的・試験的両観点の問題点をしっかりと解消することができます。 また、法曹志望が集うゼミとして互いに高め合うのみならず、大変さを理解し合える同士であるからこそ楽しさをも共有できるゼミであると感じています。 気になる方は是非入ゼミを検討してみてください!皆さんと議論を重ねて理解を深める楽しさを共有できること楽しみにしています。
PROFESSOR & MEMBER
1999年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2004年3月 慶應義塾大学法学研究科(公法学専攻)修士課程修了
修士(法学)(2004年慶應義塾大学)
職位:慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授
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入ゼミ案内
学期中は、週1回実施します(3年次に2コマ連続で行い、4年次の出席は任意となります)。各回の指定文献を全員が読み込んでくることを前提に、内容に関して議論します(報告形式をとるかは、当該年度のゼミ員の人数等によります)。例年、春休みに新歓合宿(1泊2日)、夏休みに夏合宿(2泊3日)を行っています。
メインテキストとして、刑法の重要論点について、「事例」「事例分析の前提」「判例と学説の現状」「事例へのあてはめ」「補足事項」「司法試験での出題動向等」というスタイルで実践的に解説する嶋矢貴之=小池信太郎=佐藤拓磨=鎮目征樹『刑法事例の歩き方――判例を地図に』(https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641139596)を用います。そのほか、2023年度は、夏合宿および秋学期のゼミ数回で、最近の刑法改正(令和4年改正による懲役・禁錮の廃止と拘禁刑の創設、SNS等での誹謗中傷対策としての侮辱罪の法定刑引上げ、令和5年の性犯罪規定の改正など)を扱っています。
課外活動として、2023年度は、夏休みに法務省訪問企画(若手・中堅検事によるキャリア説明、模擬捜査、座談会など)を実施しました。コロナ前は、ゼミに若手実務家を招いての交流なども行っており、その復活も検討中です。
今年度募集予定人数:6〜10名程度
選考方法:ES・面接・試験・成績(法律科目)
昨年度入会選考応募者 応募/採用:一次:6名 採用:6名
男女比: 1:1
九月入学生受入可否:可
兼ゼミ:要相談
他学部受入可否:可
本ゼミ:2
サブゼミ:なし
卒論:任意
四年次出欠: 任意
必修授業: 法務演習III (刑法)
ゼミSNS:@koike_s_seminar (X)
ゼミテーマ、特記事項: 刑法
gmail: koikeseminar@gmail.com (※入ゼミ希望者に成績表を提出してもらう場合、ESと成績表の提出先は先生のメールアドレス(koikeshintaro@gmail.com)にします。)
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