法律学科 松元暢子(商法)

MESSAGE

春学期は「会社法英語文献講読」、秋学期は「企業事例研究」を行います。
「会社法英語文献講読」では、外国の会社法に関連する英語の文献を読んで、日本の仕組みとの異同等を検討します。2024年度は、米、英、独の会社法を比較した文献を講読しました。
「企業事例研究」では、実在の企業を取り上げ、その企業に関連する事例について主に会社法の観点から検討を行います(例えば、株主提案権が行使された株主総会やM&A、訴訟など。株式の公開買付けを用いた企業買収の事例など、金融商品取引法が関わる事案を取り上げることもあります)。会社法をはじめとする法律がビジネスの世界で実際にどのように機能しているのかを理解することが目的です。
このほか、夏休みにゼミ合宿を行い、秋学期には校外学習も予定しています。
この研究会では、会社法や企業法務に関心を持っている方、英語文献を読むことに前向きな方、商法・会社法の研究に興味がある方などを大歓迎します。
研究会の進め方については、サブゼミはなく、参加していただくのは週に1度の研究会だけです。報告担当者はしっかり準備をし、参加者は毎回1人1回は発言していただくことで、その1コマをできるだけ密度の濃い、有意義な時間にすることを心がけています。

PROFESSOR & MEMBER

2004年3月 東京大学 法学部 卒業

2010年5月 Harvard Law School, LL.M. Program 修了

職位:慶應義塾大学 法学部 教授

入ゼミ案内

今年度募集予定人数:12名程度

選考方法:ES、面接

一昨年度入会選考応募者 応募/採用:39/13

男女比:8:5

9月入学生受入可否:可

兼ゼミ:可

他学部受入可否:可(但し、会社法を学習していることを要件とする)

本ゼミ:1

サブゼミ:なし

卒論:なし

4年次の出席:必要

必修授業:会社法の授業。履修していない場合には、自主学習していることを要件とする。

特記事項:留学予定者については、2026年度の春学期または秋学期のいずれかの授業を履修できる場合には応募可とします(2026年度の授業を一切履修しない場合には応募不可です)。

ゼミテーマ:会社法(【春】会社法英語文献講読・【秋】企業事例研究)

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