政治学科 奥 健太郎
ようこそ奥 健太郎ゼミへ
MESSAGE
本ゼミは戦前・戦後の日本政治史を研究するゼミです。
私は2023年4月に慶應に着任しましたので、本ゼミに歴史はありません。しかし、新しく歴史を作ることができます。現在3年4年あわせて23名のゼミ員がいますが、創業期のメンバーらしく、日々新しい時代を切り開いてくれています。来年入ゼミの皆さんには、基礎をさらに固めて、ゼミの伝統を作り出してもらえれば、と願っています。
【ゼミの進め方】
(1)3年生
〇春学期
日本政治史の基礎を固めるため、文献を輪読します。月に1冊程度を予定しています。授業の進め方としては、教員が論点を準備し、授業中はその論点についてグループディスカッション等を行い、日本政治史の理解を深めてもらいたいと思います。
〇夏合宿
奥ゼミでは、毎年テーマを設定して、政界関係者からインタビューを行い、その成果を三田祭で発表しています。特に強調したいのは、インタビュー記録を『証言 日本政治史』として冊子化していることです。2023年は『証言 日本政治史 第1巻 民主党』、2024年は『第2巻 政治の伝え方』を刊行し、多数の貴重な談話を収録しました。夏合宿では、そのための事前準備(本の輪読、企画会議)をしますので、非常に重要な活動になります。
〇秋学期
インタビューを実行に移して、それを文字に起こし、さらに証言集を編集するという一大イベントがあります。学生のインタビュー記録であっても、しっかりと準備して臨んだインタビューであれは、学術的に価値の高い記録が残せるはずです。
三田祭後は卒業論文に向けての準備に入ります。論文の書き方、資料収集の方法などを学んでいきます。
(2)4年生
・卒業論文のための調査活動を行い、その成果をゼミの中で報告してもらいます。
・卒業論文はレポートではないので、オリジナリティーが求められます。そして、そのためにはテーマ設定が重要になります。しかし、そんなに固く考える必要はありません。自分の進みたい業界、出身地、趣味、昔から気になっている人物等、自分の接点のある事柄を、日本政治史に関連づけてテーマ設定すれば、きっと楽しく、独創性のある卒業論文が書けるはずです。
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