人文科学 奥田 暁代
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アメリカ研究(アメリカの文化と社会)の研究会です。週に1回の研究会では、関連する図書を取りあげ、発表、討論を中心に進めています。また、各自が決めたテーマに沿って研究発表を行い、論文を執筆します。
教員の研究分野:アメリカ研究、アメリカ南部、アフリカ系アメリカ文学
学生の研究テーマ:女性大統領の可能性、アメリカの宗教と価値観、福音派と宗教右派、現代アメリカから見たアジア系アメリカ人、トランプ支持層(白人労働者)、カラーブラインド・キャスティング、人種差別と映画、ビヨンセとアフリカ系アメリカ人
2017年度提出の論文:
「公民権運動と黒人音楽――ジェームズ・ブラウンのメッセージ――」
「The Exploitation of College Athletes in the NCAA: Chasing the American Dream」
「米軍基地が地域文化に与える影響」
「米国における日本産和牛の広がり――日本産和牛の今後のPR活動の提案――」
「アメリカにおける女性進出――2016年のアメリカ大統領選挙を切り口に――」
「遺伝子組み換え食品が脅かす消費者の権利」
「アメリカ大統領のアイルランド訪問の意義」
「2013年以降のポスティング制度利用から探る――NPB選手のMLB球団選択要因とMLBの日本人選手需要――」
「アメリカのポップかチャーに見る男性像――マーベルの映画シリーズにみる『ヒーロー』の表現に着目して――」
2018年度に取りあげた図書・映画:
ティム・ワイズ著『アメリカ人種問題のジレンマ』(Tim Wise, Colorblind: The Rise of Post-Racial Politics and the Retreat from Racial Equity, 2010)
ブライアン・スティーヴンソン著『黒い司法』(Bryan Stevenson, Just Mercy, 2014)
『フリーダム・ライターズ』(Freedom Writers, 2007)、『ブラック・パンサー』(Black Panther, 2018)、『アラバマ物語』(To Kill a Mockingbird, 1962)、『12人の怒れる男』(Twelve Angry Men, 1957)
PROFESSOR & MEMBER
慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史—ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。他に、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2』(アルテスパブリッシング)、栗原裕一郎編著『村上春樹の100曲』(立東舎)、磯部涼、吉田雅史との共著『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房)などがある。
4年生4人 3年生5人
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志望理由と興味を持っているテーマを以下のメールアドレスに送ってください。
アメリカの文化と社会についての基礎知識を得るために、日吉キャンパス開講の「地域文化論[アメリカ]I・II・III・IV」を履修する、あるいは、教科書『実験国家アメリカの履歴書』(慶應義塾大学出版会)、『アメリカ大統領と南部』(慶應義塾大学出版会)を参考にしてください。
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