教授より:
世の中では、借金等のお金をめぐるトラブルをはじめ、財産に関する様々な紛争が起こります。また、近年、離婚や子どものことなど家族に関する紛争も増えています。こうした紛争を民事紛争といい、解決する方法にも様々なものがありますが、このうち最も基本となるのが民事訴訟です。これは、判決という厳格な形式の裁判によって、民事紛争を解決するもので、民事訴訟法は、民事訴訟に関する手続を定める法律です。民事訴訟の理想は、裁判が適正・公平・迅速そして経済的に行われることといわれており、民事訴訟法の研究でも、こうした視点が大切です。私たちのゼミでは、民事訴訟法を、特に判例を通して勉強します。他大学の民事訴訟法ゼミとの合同ゼミにも参加しており、昨年の合同ゼミには多くの大学、ゼミが集まりました。ゼミは一種の共同作業で、一生を通じた友人に出会える場でもあります。みなさんも、私たちと一緒に、民事訴訟法を勉強してみませんか。
学生より:
こんにちは大濱しのぶゼミです☺️
本ゼミは主に民事訴訟法を扱っています。
春学期はグループに分かれて、それぞれ一つ判例研究を行います。秋学期は、合同ゼミに向けた準備と発表を行います。合同ゼミでは他大学との交流の中でさらに知識を深めることができます。みんなが和気あいあいと学ぶ楽しいゼミです!これからみなさんと一緒に学べることを楽しみにしています!
大濱 しのぶ
1985年3月 慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
1991年3月 慶應義塾大学法学研究科 単位取得退学
博士(法学)(2005年3月青山学院大学)
職位:法学部法律学科(三田)教授