政治学科 詫摩 佳代

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みなさま、こんにちは。

詫摩佳代教授は地球規模の感染症問題の管理について、国際政治の視点から研究を続けていらっしゃいます。国際社会は、日本、中国、アメリカという風に、200近くの国に分かれており、感染症の管理を含む事項も含めて、基本的には各国家が自由にその管理を行います。ただし、感染症は自由に国境を越えます。そこで何らかの形で、国境を越える管理の枠組みが必要になってきます。そのようにして形成されてきた枠組みの集合体を、グローバル(保健)ガバナンスと呼びます。国際社会にはこのほかにも、核兵器の拡散や気候変動、貿易、難民問題など様々なグローバルイシューが存在し、同時にそれを管理する枠組みが存在します。しかし、昨今の国際情勢の悪化を受け、残念ながら多くの問題を抱えています。
本研究会では、以上のような問題意識で、様々なグローバルイシューの管理に関する現状や課題を、文献購読とディスカッションを通じて掘り下げていきます。意欲ある学生さんたちとの出会いを楽しみにしています。

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