MENU

法律学科 川島隆憲(民事訴訟法)

入ゼミ案内

1年目(3年生)は、民事訴訟法学のインプットの時期と位置づけ、対話形式(「ソクラテス・メソッド」などとも言われます)による事例演習を通じて、民事訴訟法学の基礎を固めつつ、法学部生や法科大学院生に求められる水準の知見を幅広く修得することを目指します。

2年目(4年生)は、民事訴訟法学のアウトプットの時期と位置づけ、近時の民事訴訟法上の研究トピックを題材として、グループワーク等による調査・報告、ディスカッションなどを行います。関連するスタディ・スキルとして、外国文献のリサーチや、その講読の時間なども取り入れたいと考えています。 このほか、懇親会、合宿等を実施するほか、他大学との合同ゼミを企画することも考えています。

なお、希望により、3年次において3年生のゼミに加えて4年生のゼミに参加すること、また、4年次において4年生のゼミに加えて3年生のゼミに参加することを可とします(いずれも聴講扱いとなります)。

 

【民事訴訟法について】

民事訴訟法は、民事訴訟に関する一連の手続(主として、訴えの提起に始まり、裁判所の審理を経て、判決の言渡し・確定に至るまでの手続)を定めた法律です。手続法の一般法として、民事訴訟以外の各種の民事手続(執行・保全、破産・民事再生など)を理解する上でも前提となる法律です。

私たちは、日々、生活や取引の中で、様々な権利(貸した物を返してもらう権利、損害を賠償してもらう権利など)を取得しますが、これらの権利を適切かつ迅速に実現することができるか否かは、民事訴訟の仕組みやその解釈・運用によって大きく左右されます。現行の民事訴訟制度が、私たちの権利実現や被害救済の手立てとして十分なものであるかは、利用者(法律家や一般市民)の視点から、絶えず検証していく必要があると言えるでしょう。

近年では、裁判の専門化、複雑化、国際化、デジタル化など、時代の変化とともに民事裁判も変革の時期を迎えており、民事訴訟法学のフィールドも更なる広がりを見せています。

 

今年度募集予定人数:10~20人程度

選考方法:ES

昨年度入会選考応募者 応募/採用:一次ー/- 二次ー/- 合計:8名

男女比:3:1

九月入学生受入可否:可

兼ゼミ:可

他学部受入可否:定員の範囲内で可

本ゼミ:原則1、ただし延長の可能性あり

サブゼミ:なし

卒論:なし 希望があれば可

四年次出欠:あり

必修授業:なし(ただし民訴法の受講を推奨)

ゼミSNS:kawashimazemi (instagram)

ゼミテーマ、特記事項:

“【3年次】対話形式での事例演習を通じて、民事訴訟法学の基礎を固めつつ、法学部生や法科大学院生に求められる知見を幅広く修得することを目指します。

【4年次】民事訴訟法上の近時の研究トピックを題材として、グループワーク等による調査・報告、ディスカッション、外書講読などを行います。”

 

【選考方法・選考基準】

(1) 選考方法

エントリーシートによる書類選考を行います。

ゼミの登録日以降、エントリーシートの提出期限や提出先等をアナウンスします。下記の事項をまとめたエントリーシート(Wordファイル。体裁自由。)をご用意ください。文字数は、各項目につき、1000字程度を上限としてください。

①ゼミに参加する意義

②民事訴訟法を学ぶ意義

③その他(自由記載)

なお、エントリーシートは、希望者の多寡にかかわらず、ご提出いただくことを予定しています。

(2) 選考基準

各項目の記載内容をもとに評価します。特に、ゼミに参加する意欲、民事訴訟法を学ぶ意欲、ゼミ内外での積極性を重視します。民事訴訟法に関する予備知識の有無は問いません。

定員は10~20名を想定していますが、選考の結果、定員を上回る場合(または下回る場合)があります。