教授より:
刑事政策は、犯罪の少ない安全な社会を創るための犯罪対策を検討する分野であり、被害者学は、犯罪の被害を受けた被害者が少しでも平穏な生活を取り戻せるように支援の在り方を考える学問です。いずれも、法学部では法制度の観点からあるべき犯罪対策や被害者支援を追究することを目的とする法政策論、法立法論になります。法解釈論の教育や研究が99.9%を占める日本の法学部では、こうした法政策論は重要です。太田研究会ではこの分野の議論を通じて、政策や企画の樹立し、実施していくための思考能力や判断能力を養うことを目指します。関心のある方は、是非、参加してください。政策学は、多分野にまたがる学際的領域でもあるので、法律学科以外の学生も歓迎です。
学生より:
刑事政策や被害者学と聞くと、難しいのではと躊躇ってしまう人もいるかもしれません。けれど現時点で知識ゼロでも大丈夫です!学ぶ内容は興味深い内容ばかりで、きっとおもしろさや学ぶ意義を感じられるはず。また、太田ゼミには代々、希望進路や出身が様々な人が集まるのも良さの一つです。きっとあなたの視野も広げてくれる大切な友達ができますよ。興味と意欲さえあればどんな人でも大歓迎です!皆さんと会えることを楽しみにしています!!
今年度募集予定人数:20名程度
選考方法: ES、面接
昨年度入会選考応募者 応募/採用:一次:17名
男女比:8:9
九月入学生受入可否:不可
兼ゼミ:不可(メディアコムについては要相談)
他学部受入可否: 可(積極的に受け入れる)
本ゼミ:1
サブゼミ:なし
卒論:あり
四年次出欠:あり
必修授業:なし
ゼミSNS:@otazemi_2023(Instagram)、@otazemi2023(X)
ゼミテーマ、特記事項:刑事政策に関するテーマについて調査をし、発表をします。今年度は1年で1人2回行いました。
太田 達也
1986年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
1994年3月慶應義塾大学法学研究科公法学専攻後期博士課程中途退学
博士(法学) (2016年2月 慶應義塾大学)
職位:慶應義塾 法学部 法律学科 教授